2016/09/02

幻想を超える

マスターからのチャネリングメッセージです。テーマは、「幻想を超える」です。


この世は幻想である。

それは、ちょうどあなたが夜に眠っているときにみる夢のようなものということである。

そこに登場する人物、起きる出来事、状況、存在するものすべてが、

そして、自分自身の身体すらも自分の心が作り出した夢(幻想)である。

ただ、この世は、夢の世界よりも柔軟性のない堅固なものでできた世界なだけである。


それは、何を意味しているのだろうか?


あなたは、このいまも、自分の創りだした堅固な夢の世界の中にいるということだ。

その堅固なこの世界を物質世界と呼び、

あなたはこの世界こそが現実であると認識しているのだ。

でも、実相はそうじゃない。

何度も言うように、この世界は、あなたの心が投影された世界であり、

この世は、あなたがあたかもリアルだと信じ込んでいる夢の世界にしかすぎないのだ。


この世は幻想である。

ただし、だからといって、この世界を無視してもいいのだというわけではない。

それを勘違いしてはいけない。

というのも、その夢をみているのはあなたであり、

その夢を創りだしたのはあなた自身だからだ。

あなたは、その自分の創りだした世界、つまり、自分自身と向き合う必要がある。

もっと言えば、この世界を創造した原因(源)であるあなたの内面と向き合う必要があるのだ。


あなたは、何のためにそんな夢を創りだすのだろうか?


そこには、同時に二つの両極の答えを帯びることになる。


その一つは、あなたは自分自身を知りたいからだ。

<わたし>はだれだ?なにものなのだ?と、

そう思いを巡らせたとき、あなたは自身の心をねじった(歪ませた)のだ。

自分の心をねじらせることで、二律背反の分裂を生み出した。

分裂した相反する二つの心は、互いに自分を鏡でみるかのように投影し合った。

その分裂は、ちょうど、精神が分裂していく様と同じ原理だ。

自分の心に本音と建前えを作り出し、そうやってもう一つの人格(パーソナル)を作り出して、

あなたは、自分という存在を無限に分裂してきたのだ。

そして、それが投影された世界が、あなたがみているこの世界なのだ。

もともと自分以外の存在などこの世界にはいない。


すべては自分だ。あなた自身だ。


そして、世界はない。

この世界は、あなたが妄想でみている夢(幻想)だ。

仏教では、それを「空」という言い方で表現している。

この世のすべてには実体などないのだと。

ゆえに、この世の幻想から遠離せよと。


ただ、この世は幻想でありながらも、

忘れてならないのは、その幻想は自分の心の投影であるということ。

つまりは、この世のすべては自分である、という重大な真実を見失ってはいけない。

あなたは、自分自身をいろいろな自分に分離させて、この世に登場させているのだ。

なぜなら、あなたのみている世界は、あなたがみている夢であるからだ。

ゆえに、その夢から目醒めていくために、

幻想であるこの世をアイテムとして使っていく必要があるのだ。

そう、この世は幻想でありながら、この世を創造し続けているのはそのためだ。

それが、夢の創造のもう一つの側面である。


絶対なるものなどは、この世には存在しない。

この世には、信頼に値するものなどなにも無いことを悟るがいい。

あなたが唯一信頼できるものとは、あなたの内に存在するそれだ。

この世の創造の原因(源)となっているそれである。

それは、何ものにも揺るがされることがない。

そこには、絶対なる神の平安がある。


あなたが、スピリチュアルを求めるのは、なぜだろうか?


そう、あなたが求めているのはそれであり、

それこそが、あなたがこの世の幻想から遠離し、真の自由になる道だ。

そう、あなたは自由になりたがっている。

そして、本当は、だれもがその可能性を秘めている。

ただし、あなたがこの人生でそれを成し遂げるか?どうか?はすでに決まっている。

あなたが、それを心から欲しているか?どうか?

それにかかっている。


兄弟よ、

あなたがこの人生で本当に求めているものとは、それだということをあなたは知っている。

生涯をかけて、その道を進むがいい。

その道は、この世の幻想を見限っていく道となるであろう。


目醒めよ。

この世の幻想から目醒めるのだ。

自らが創造した妄想の世界から、目醒めるのだ。

自らを投影したこの世界をゆるし、自由にするのだ。

今、目の前にある幻想と向き合うのだ。

そして、目の前にみえる世界が、自分の心の投影であることを見破るのだ。


この世のすべてをゆるし、自由にするとき、

つまりは、すべてが幻想であることを見限るとき、

あなたは、その向こうにこの時空ではない広大無辺な空間のような広がりをみるだろう。

そして、あなたはそこに佇むようになるだろう。

しかも、永遠に、だ。


あなたが歩んでいる道とはそれだ。

そして、いつかこの世界にとらわれることがなくなるときが、必ず、あなたにもやってくる。

そのとき、あなたは、リニア(直線的)な時間からも自由になっていく。

だとしたなら、あなたが真の自由になるときは、いま、だということを知るがいい。


時を待つ必要はない。


そのときは、いま、だと知りなさい。