2016/09/19

エゴの解体、究極の悟りへ

この世は生きるに値しない。何の意味もない。無い。


この真理の言葉をすんなりと受け入れられる人もいれば、

そうではなく、違和感を覚える人もいるでしょう。


巷の悟り系のスピリチュアリズムでは、非二元(ノンデュアリティ)と称して、

「悟り」というものがいろいろな人たちの言葉で表現されています。

「悟り」「ノンデュアリティ(非二元)」「目覚め」「覚醒」という言葉は、

そのことばの定義がさまざまなスピリチュアリズムによってまちまちです。


ただ私なりに「悟り」というものについて云えば、

そこにはさまざまな段階があるように思っています。

そこには、それぞれのプロセスと段階があるということです。


「悟り」といいましても、私が思うに、大きく分けて2種類あるように思います。

「悟り」を、「目醒め」という言葉で置き換えてもいいのですが、

その一つは、夢から目醒める(Awake from the Dream)という悟りと、

もう一つは、夢の中で目醒める(Awake in the Dream)という悟りの、

その二つがあるように思うのです。

前者は、完全なる悟りであり、本当の意味でこの世界から解脱していくものであります。

後者は、「悟り」によってこの世界でもっと楽に自由に生きることができることを求めて、

悟りの名のもとに結果的にこの二元性の世界に捉われている、といった感じを受けます。


もちろん、そこには、どちらがイイとかワルイとか、ジャッジするものでもありません。

だれもが、それぞれのプロセスで必要な経験をしているのですから。

じつのところ、かくいう私も、過去のこれまでの自分を顧みるならば、

正直、後者を生きていたことを認めざるを得ません。

夢から目醒めることを求めていたはずなのに、いつしか夢の中に没頭してしまっていた、、、

と、そのことに気づくのです。


この世は、生きるに値しない。


今、私は、その言葉がしっくりきます。

死というものが、すんなりと受け入れられます。

それは死へと入っていく準備ができたということです。

生きながら、死を受け入れる、、、

それは、エゴ(自我)の死を意味します。

エゴ(自我)は、この世界で生き続けようとします。

エゴ(自我)は、この世界が必要なのです。

エゴは、未来が必要なのです。

エゴは、未来という時間を創造したいのです。


ただし、夢から目醒める(Awake from the Dream)という道を生きる者は、

もう、自らが目醒めていくためにしかこの世界を必要としません。

この世界は自らが目醒めていくためのアイテムだとして生きるようになります。

世界に他者はいません。

願望を実現するために未来を創造しようとは思いません。

むしろ、未来を喪失していくことを歓びとしています。

ちなみに、それは、絶望ではありません。

それは、絶望というものではなく、全託だといえます。


あなたの魂が、真に望んでいるのは、

夢から目醒める(Awake from the Dream)というような道でしょうか?

それとも、夢の中で目醒める(Awake in the Dream)のような悟りなのでしょうか?


それは、後者を生きる者をけっして否定するものではありません。

むしろ、前者を生きる者は、後者を生きる者を、

自分の一部として受け入れ、あるがままにゆるしていくことになります。

そして、前者を生きる者は、この世界のあらゆることを手放していくことになります。

すべてをあるがままにあることをゆるしていきます。

放棄していくことになります。

明け渡していくことになります。

彼らが、本当に求めているのは、自分のみているこの世界から去ることなのですから。

彼らは、自分が本当に求めているものはこの世にはないことを知っています。

そうやって、スピリット(霊)に還っていくことになります。


「夢から目醒める」とは、仏教でいうところの「解脱」です。

解脱とは、生と死の輪廻からの脱却であり、時間という名の永遠なる旅の終焉であり、

真の悟りであり、完全なる悟りだということです。

それは、「夢の中で目醒める」のとは、明らかにちがうものであることを知ってください。

それは、さまざまスピリチュアリティの中でも特異であるということです。


この時代に生きるわたしたちにとっては、目醒めるチャンスにはちがいありません。


あなたは、どちらの「目醒め」を求めているのでしょう?


あなたにとって、この人生で真に求めているものはどっちの「悟り」なのでしょう?


あなたは、何のためにスピリチュアルを探究しているのか?


どうか、今一度、あなた自身に問うてみてください。

そして、あなたにとって真に望んでいるものが、「夢から目醒める」というものならば、

今がその道を歩きはじめる時なのだと知ってください。


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