2016/11/13

自分は身体ではない

この身体が自分だと思っているあいだは、

なかなかこの世界から解放されようにも困難なように思います。


なにせ、わたしたちは、普段、この身体を自分だと思って生きています。

それゆえに、自分以外のみんなを別々の存在というふうに錯覚してしまいます。

そして、その錯覚(勘違い)こそが、自分をこの世に留めている要因だと言えます。


この身体も、他者も、この地上のあらゆるものがこの世のものであると同時に、

それらすべてが自分の(間違った)心の投影にしかすぎません。

(じつはこの時点ですでにわたしたちは二重の錯覚を起こしています)

それは、この身体は自分ではないことを意味しますし、

自分は、この世には属していないことを意味します。


わたしたちは、五感というものを通して、ちょうど自分を鏡でみているようなものといえます。

すべてが自分です。

あらゆるもののなかに自分自身をみています。

そのためにわたしたちは身体(五官)を必要としたともいえます。

そして、わたしたちは、この身体と自分を同一化してしまって、

それによって、他(者)が存在するようにみえるのです。

でも、じつは他者など存在しません。


とはいえ、いくら知識では分かっているつもりではいても、

実際に日常の生活のなかで、なかなかそのような意識で生きているとはいえません。


この世は鏡に映る自分をみているようなものです。

そのことに真に気づいたら、もうだれも裁くことはできないし、

そのままをゆるしていくことの本当の意味がわかるでしょう。

そして、鏡に映る世界をいくら修正しようとしても、

それは本当の解決にはならないことも理解するでしょう。


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ハワイ島キラウエア火山


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