2016/11/26

愛の名のもとに

愛不在で、

この世界を放棄していくならば、

それはただたんに喪失でしかない。


神不在で、

自分を放棄していくならば、

それもただたんに虚無でしかない。


それが、自己放棄の名のもとに仏教の道を歩んでいた頃の私が経験してきた道。

そんなんじゃ、わが家に帰ることなんて出来ないことが今ではわかる。


愛不在、神不在でわが家に帰ろうとすることは、

それは、まるで途方もない終わりのない苦行(愚行)でしかなかった。


愛の名のもとに、神の名のもとに、

この世界を放棄していくならば、

そして、自分を明け渡していくならば、

自らの内には、何ものにも代えられない平安と全き満たされたものが見い出される。

さらに言えば、

ソレさえあればソレ以外なにも要らない、と、

この世界のものを、自分すらをも、いとも簡単に手放していけるようになるのだ。


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