2017/10/07

輪廻転生について

きのうの記事で「輪廻転生」という言葉が出てきましたので、

そのことについて書いてみたいと思います。


率直に申しますと、輪廻転生というものはない、と私は捉えています。

輪廻転生とは、

線形の時間と空間の世界に生きていると思い込んでいる自我の空想でしかないということです。


ちなみに、セラピストとして心理セラピーを施していると、

その人の心の奥深くに過去世らしき記憶が潜んでいることも多々あります。

そして、たしかにそれがその人の癒しにとって有効な場合は、

それを過去世として扱ってセラピーをすることもあります。


とはいえ、やはり私にとっては、

「過去世」とは、わたしたち夢見る者の記憶の想念にしかすぎません。

いわゆる「過去世」らしき記憶というものは、

だれかが生きた人生の記憶を集合意識から受け取って、

あたかも自分の(魂の)記憶かのように錯覚しているだけのただの「想念」という見方で、

私は捉えています。


この世界は、一なる心が分裂して見ている夢にしかすぎません。

この世界での体験のすべては、その分裂した心(自我)が見ている夢なのだといえます。


「魂」という考え方も、

分離や個別性が可能とした想念ゆえに考え付くことのできる概念でしかありません。


そんなことを言ってしまうと、スピリチュアリスト(探究者)にとっては、

味もそっけもないと思われるかもしれませんが、

そういった二元性のスピリチュアリズムには

もう本当に、何の興味もなくなってしまったということです。


スピリチュアルというものに宇宙時空の壮大なドラマやロマンは要りません。

スピリチュアルな魂の旅のドラマやロマンは、もう、どうだっていいです。


結局のところ、かくいう私もそうすが、

そういうことを感じはじめた探究者たちは、必然とこの道に導かれていくのだと思います。


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