2016/09/06

この世は幻想である

この世は幻想である。


そのことばを、精神世界の道を歩みはじめたばかりの20代半ばだった頃の私は、

やけに虚しく、さみしく、はかなく感じていたのを覚えています。


もう、すでにあれから二十数年の年月が流れたわけですが、

私にとってのスピリチュアルな探究は、

巡り巡って、今またそのことばに帰還してきたように感じています。

ただし、この今では、そのことばが自分にしっくりくるのがわかります。

「この世は幻想である」ということばについて、

なんら、虚しさ、さみしさといったものがありません。


そして、ふと思うのです。

いったい、あの頃の自分と何がちがうのだろう?


もちろんあの頃とは、知覚している世界がまったくちがいます。

あの頃の私は、癒されていない感情をたくさん抱えていたし、

凝り固まった世界観の中で、ガッチリとこの世界にとらわれていたこともわかります。

そして、何よりも大きくちがうのは、あの頃の私には神が不在でした。


神とは、大いなるそれです。

神とは、大いなる自己である<わたし>です。

神は、愛です。


それまでは、愛がなんなのかよくわかっていませんでした。

でも、それは、いつもそこにありました。

完全性の中で、神はいつもそこにいたのです。

神は、いまこの瞬間にも私と共に、そしてあなたと共にいます。


I am sustained by the Love of God.
私は神の愛に支えられている。

『奇跡のコース ワークブック レッスン50』より


もう、この世を虚しいとは思いません。

人生ははかないとも思いません。

ただ、もう、この世を当てにしようとも思いません。

この世は変わりゆく世界です。

手に入れたかたちあるものは、やがてそのすべてを失うことになっています。

そういうものから解き放たれる道。

それが、私が望んでいるものです。

不変なるもの。

それはここにあります。


私が選択した道とは、それであり、

あなたがこれから選択してゆく道だということもできます。


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