2016/09/17

夢から目醒める

現実だと思っているこの世界についての真実を言うならば、

自分が知覚し、認識しているこの世界は、

眠っているときに見ている夢の中の世界と同じように、

自分自身が創り出した世界だと言うことが出来ます。


別の言い方では、

「この世界は、自分の心が投影された世界」というふうにも言われているように、

自分が目にするすべての人、すべてのモノ、すべての事象は、

自分の心によって投影されたものであるということです。


そう、つまりは、この世界は<わたし>が見ている夢だということです。

この<わたし>とは、その夢の主人公であり、その夢の創造主であります。

そして、この世界をよりリアルに信じ込ませるために、

<わたし>は、この世界に自分の身体を、そして自分以外の身体を登場させたということです。


ただし、わたしたちは、この世界を、この現実世界をそのようにはみてはいません。

この世界は、自分がみている夢(幻想)であるとは到底思えず、

この世界は現実だと認識しています。

そうやって、エゴ(自我)のトリックにはまって、

わたしたちはこの時間と空間という幻想世界の夢を見続けているのだといえます。


自分が現実だと思っているこの世は自分の心が作り出した夢(幻想)です。

どんなにリアルにみえようが、所詮、自分がみている夢だということです。


だとしたなら、あなたは何を想うのでしょう?


もちろん、その夢から目醒めることがあなたの目的となるでしょう。

そのためには、この世をゆるし、手放し、遠離していく必要があります。

ただし、それは、一見すると喪失のようにもみえます。

夢から目醒めるとは、そういうものであるからです。

というのも、あなたは、いずれこの世を去るとき、

この世で手にしたもの、かたちあるもの、そのすべてを失うことになります。

その身体も、です。

夢の世界のものを現実の世界に持っていくことはできないように、

あなたがこの世を去るとき、すべての幻想をこの世に置いていくことになるのです。

それが、あなたにとっては死を迎えるときなのかもしれません。

いずれにせよ、この世のものは、あなたがこの世を去るときにすべて失うことになっています。

できることなら、死によってではなく、生きながらにして、

この世のすべてを手放していく道があることを知っていただきたいのです。


この世から自由になるとは、そういうことです。

外から何かを得よう、手にしようとするのをやめ、むしろ手放していくのです。

そのとき、あなたはこの世を必要としなくなります。

あなたは身体をも必要としなくなります。

ただ、覚えておいていただきたいのは、

あなたにその時が来るまで、あなたはその身体を大事に生きる必要があります。

いずれ必要なくなるものだからといっても、夢から目醒めるまではやはり必要なのです。

同じように、あなたはこの世界も愛する必要があります。

この世界を否定しながら、この世界から自由になることはできません。

あなたは、この世界をあるがままにゆるし、この世界から遠離していくのです。

自分のみている夢を愛しながら、夢から醒めていくのです。

あなたが、もっともっとこの世界を夢だと完全に見切るようになるとき、

あなたは、この世界のすべてを愛していたことに気づくでしょう。

そして、この世界も、その身体も、希薄なものへと化していくことでしょう。


これは純粋なる非二元の道です。

この道こそが究極だとは言いませんが、非二元のスピリチュアリズムに一切妥協することなく

実践していく道であるということを覚悟してください。

その道を歩むことは、生きながらにして死へと向かっていくことであるからです。

その道を歩む者は、生きながらにして、いまここにある死の世界を生きる者だからです。


それは、あなたの心を狂気から正気へと修正していくためのものです。

そこには、訓練が必要なのです。

なぜなら、これまでのあなたの心の習性(クセ)は、数え切れないほどの繰り返しによって、

修習されてきたからです。


この世のものはすべて移ろい変わっていくものです。

この世のものすべては信頼に値しないのだということです。

夢の中で手に入れたものを、ずっと持っていくことはできません。

そのことを知っておいてください。

それは、それらを物理的に手放すのだと云っているのではありません。

それは、物質的なかたちのレベルで行うのではなく、

心、すなわち、原因のレベルで行っていくのだということです。


覚悟はできていますか?


覚悟はいいですか?


もし、抵抗や恐れがあったとしても、大丈夫。


すべてはあなたがみている夢(幻想)にしかすぎないことを思い出してください。

怖れをリアルにしないで、それは自分の心の習性で生み出した妄想だと気づいてください。

あなたが覚悟を決めてその道を選択するならば、

あなたは聖霊と共に、この世界の幻想から解き放たれていくていくことになります。


夢は必ず消え去っていくものです。


現実(真実)は、不変です。絶対です。


あなたは、身体ではありません。

あなたは、この世を超えた一なる存在です。

あなたは、スピリット(聖霊)です。

そのスピリットこそが、あなたが戻っていくわが家です。


生きながらにして死の世界へと入っていくのです。

それは、外の世界へと向かっていたこれまでの自分を放棄するということです。

ただし、スピリット(聖霊)なしで、すべてを放棄することは恐怖でしかありません。


すべてを内なる聖霊(スピリット)に明け渡しなさい。

内なる聖霊(スピリット)と共にいなさい。


それが、あなたが確実に幸せへ至る道だということです。


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント