2017/01/26

世界の消滅

自分というものがいなければ、この世界はない。

自分がいるがぎり、この世界はここにあり続ける。


言い換えるなら、

この世界があるのは、自分がいるからだ。

この世界を知覚する自分がいなければ、この世界はない。無である。何も無い。

そう、この自分が消滅するならば、この世界も消滅する。


その自分は、自我(エゴ)という言葉で置き換えることができる。


例えば、

生まれてきたばかりの赤子には自分という意識がないゆえに、

もちろん、そこに世界はない。

そしてやがて成長し、自分という自我が芽生え始めたときに、

そのときそこに、この世界が生じる、そして、他者が生じる。


いうなれば、この道は、この世界が生じたそのはじまりへと帰っていくものであり、

赤子のように自分(自我)がない世界へと戻っていくこと、

つまりは、この世界の消滅を目指している。


この世界を超越するとは、そういうことであり、それが、目覚めである。


そう、悟りだの非二元だのといくらことばを並べようとも、

この世界を知覚しているうちは、未だ、目覚めていないということである。


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