2017/08/02

平安へ到達するためのツール

セッションで心理セラピーを施すとき、その人が今現在抱えている問題をテーマに、

それをきっかけにして、その人の心の中を調べていくことをしていきます。


なぜなら、その問題の原因となるものといいましょうか、その解決法(答え)は、

その人の心の中にあるからです。


ちなみに、「その人の心の中」と言いましても、

この私も、その人と一緒に心の中を掘り下げていく作業(ワーク)をしていくので、

自分の心の中を内観(内的探索)しているような感覚になります。

そこには、その人の心も、私の心も、区別がなくなってしまうのです。


そのワークのプロセスにおいて、

癒し、赦し、気づき、解放(知覚の訂正)といったものが起こるべくして起きていきます。


かつて(ジーニーと呼ばれていた頃)は、そのプロセスを「自分の整理」と呼んでいました。

自分の内側がどんどん整理されていくにつれて、

真我が開かれていって、神の平安たるものが自分の心を占めていくようになるのです。


そのようなセラピーを施していくことを通して、

私は、深層心理たるもののメカニズムを深く理解していきました。

そして、その理解をベースに独自の心理セラピーは構築されていきました。

私は、自分なりに「(自我の)心のメカニズム」を感覚的に理解していました。

ただ、その理解はあくまでも「感覚的なもの」であって、誰に説明する必要もなく、

自分の中だけでの理解に収まったままでいたのでした。


ちなみに言いますと、その「自分の整理」という心理セラピーは、

自分自身で自己の心の中を内観(内的探索)していきたい方にとっては、

とても有益なものではあったものの、

自分自身以外の他の誰かによって癒してもらうことを求めている方や、

自分以外の誰かに解決(答え)を教えてもらうことを望んでいる方々にとっては、

そのセラピーはあまり価値を見い出されることはありませんでした。

(今では、自分の心の中へと向かう方向こそ、

 つまり、内観(内的探索)していくことこそが真の赦しに至る唯一の道だと言い切れます)


そう、私は、「自我のメカニズム」を感覚的には理解しつつも、

はっきりと概念的な理解として確信したのが、

デイヴィッド・ホフマイスター(著)の『覚醒へのレッスン』を読んだときでした。

そして、

それが今現在のサイコセラピー・セッションに繋がっていくきっかけになったといえます。


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その本の後半部分の「心の5つのレベル」のセクションの箇所(p.511~p.536)は、

じつに興味深く、しかも実用的な内容です。


そこには、「願望(欲求)→信念→思考(想念)→感情→知覚」という図式で、

(自我の)願望が知覚に至るプロセスが示されています。


それは、デイヴィッド・ホフマイスターが、ジーザス(イエス)から

インスピレーションによって与えられたものだと言います。


いくつもの心理セラピー・セッションを通して、

私が自分なりに「心のメカニズム」として捉えてきた考え方と、

そこに書かれてあることがまさにぴったりとハマったのです。


その図は、まさに、平安に到達するためのツールだと言えます。


通常のわたしたちの認識では、

この世界というものが存在していて、

そしてこの世界のなかの森羅万象を五感で知覚して、

それによって感情や想い(思考、想念)が動くのだと、、、

そう考えています。


しかし、真理からすれば、その認識はまったくのあべこべで、

わたしたちは、知覚したいものを知覚しているのであって、

そのために感情や想い(思考、想念)を生起させることで、

本当は実在しないこの世界があたかも存在しているかのようにでっち上げているだけ、、、

と言うことが出来ます。


自分の心が分離を信じていることを自分自身で気付くことがないように、

その真実を隠そうとしてしているのが、この世界なのです。

知覚の世界は、わたしたちから真理を隠すためにエゴによって作られたということです。


もし『覚醒へのレッスン』をお持ちならば、

その本の後半部分の「心の5つのレベル」のセクションの箇所(p.511~p.536)に、

ぜひもう一度目を通されることを私からお薦めします。

その「心の5つレベル」のセクションの箇所を本当に理解するならば、

コースの本編テキストの理解もかなり進むことになるでしょう。

そして何よりも、あなたの癒し(赦し)は、もっとスムーズなものになっていくでしょう。


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