2017/09/07

この世界から脱出する

この世界は、二元性の世界であるゆえ、どこまでいってもやはり光と闇が存在し続けます。

この世界を知覚しているかぎり、二元性は存在し続けるということです。


私がこの世界を知覚しているかぎり、この世界をリアルだとしているかぎり、

光と闇という二元対立の世界が終わることはないのだとあらためて気づきます。


この知覚が終わるときとは、この世界が意味をなさなくなるときであり、

それが、わたしたちの帰る場所です。

そこには一切の妥協がありません。

もし、妥協があるとするならば、この世界に闇を見続けるということです。


この時間と空間の世界において、

わたしたちは長い歴史の中で進化してきたように思っています。

その進化にともなって、この世界の質を向上させてきたように思っていますが、

実質、光と闇の振れ幅がただ広がっただけのことであり、

二元対立の形態は何一つ変わっていないと気づかされます。


つまりは、ただ形態を変えているだけで歴史は繰り返されているということです。


ジーザス(イエス)は、「この世界から出て来なさい(Come out this world)」と、

二千年も前からわたしたちに呼びかけています。


さらに、コース(ア・コース・イン・ミラクルズ/ACIM)の中でジーザスは、こう言います。

「この世界に見い出せるものは、病気、苦悩、そして喪失と死ばかりではないか。

そんな世界になぜあなたがたは好んで居続けようとするのか。」と。


この私も、まだまだこの世界に歓びや楽しみを見い出そうとする自分(自我)がいることは

否定できません。そういう誘惑にかられてしまうときもよくあります。


そもそも私がこの人生でスピリチュアルの旅(真理の探究)をはじめたきっかけは、

「この世界は苦しみでしかない(一切皆苦)」

というお釈迦さまの言葉に救い(光)を見い出したからだったことを思い出します。


その当時、私は、この世界から自由になりたい、

終わりなきこの輪廻転生の時間の旅を終わりたい、と強く望んだことを覚えています。

あれから、もうかれこれ25年が経ちます。


天の王国を求めよ。


内なる声が、私に強く呼びかけているのがわかります。

25年前からずっと、そしてこの今も変わらずこの私に語りかけているのがわかります。


「この世界を超越したい」「この世界から自由になりたい」

というあのときの欲求は間違ってはいなかったし、それでよかったのだと、

それこそがまとも(正気)だったのだと、今、あらためて思います。


そして、この私と同じように「この世界から自由になりたい」という想いにかられている兄弟が、

この世界にはたくさんいるのだと思います。


私がことばを綴るのは、そんな兄弟たちに向かって書かれているのだと思います。


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