他者のいない世界
外側に見えるもの(知覚するもの)はすべて、
それを見ている自分の心(無意識)の中に隠されているものが外側に反映されているだけです。
最近のニュースを見て、そのすべてがまさに自分とは無関係ではないという感覚になります。
誰かを傷つけたかった、神を傷つけたかった、自分を傷つけたかった、、、
その挙句さんざん傷つけられて、傷ついてきたのは、まさにこの自分だと。
パパ、ママ、こめんなさい、ゆるしてください、もうちゃんとしますから、、、
そうやってがんばっても報われずに被害者になり続けてきたのも、この自分。
がんばってゆるしを乞うているそんな自分をゆるせずに、
そんな自分に対して虐待をし続けてきたのも、この自分。
それらの報道をみて、傷ついてきた部分の自分は、ただ理由のない悲しみを感じます。
でもふと気づくのは、それらを通して自分の中で癒しが起きているということです。
片や一方では、
いまにも戦いが起き兼ねなかった対立した国どうしが、
それまでがまるで嘘だったかのように和解していく、、、
それは、まさにいま自分の心の中で起きているのだとわかります。
平和へと向かうのを見ている自分は、喜びを感じています。
(外側の)世界と自分(の内側)がまるで隔たりがなくなってきているように感じてきていて、
そこにはもはや他者がいません。
そんなふうに自分の知覚が以前とはちがったふうに見えてきている今日この頃です。
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