なんて素晴らしい世界
ケネス・ワプニック博士は、こう言います。
あなたが「この世界はなんて素晴らしい世界なのだろう!」と思っているとしたなら、
それは、「神のいない世界はなんて素晴らしい世界なのだろう!」と言っているのであり、
その自分は狂っているのだと自覚しなさい、と。
どんなに幸せであったとしても、どんなに素晴らしく美しい光景を目にしたとしても、
この自分がこの世界にいるということは、
誤った心(自我)を選択しているのだということを自覚しなさい、と。
つまり、この世界の幸せで妥協するのはやめなさい、この世界を超えていきなさいと、
はっきり言い切っているように思えます。
そんな彼の言葉は、とても厳しい言葉にも聞こえます。
ただ彼は、実際に本当にそこから実践していたんだと私は思うのです。
妥協することなく神(天国)を求めていた彼を、私はいまさらながら凄いと感じています。
コースの道を歩む私にとって、先達としての彼の存在がとてもありがたいと感じています。
彼の言葉は、コースを学習し神を求める者たちにとってすらも、
なかなか受け入れられなかっただろうと思います。
そしてそれは、彼が亡くなったこの今においても同じだと。
むしろ、私にとっては、
妥協することなくその道の実践をまっとうしたケネス・ワプニック博士に、
そして、妥協のないコースを教え続けてくれた彼に、愛、を感じます。
先達として、その道をまっすぐに実践していた彼にただただ感謝するばかりです。
コメント
Re: 妥協なく自覚していくこと。
コースとはそういう道であるということを私も自覚していきたいと思います。
もし、自分は、
世界は素晴らしい、世界は愛するに値する、世界は美しいい、
この世界は親切で、この世界は神聖で、この世界は霊的で、
世界はあるスピリチュアルなゴールへと向かうためのもの、、、と想っているのなら、
そのとき、自分は、
「わたしは誤った選択をしたのだ」ということを知ることもなく、
世界はその手段だと理解するチャンスとその機会を見逃すことになるのです。
~「Kenneth Wapnick - Acceptance」 より~
2019-01-24 11:12 もりG URL 編集
妥協なく自覚していくこと。
それは、「神のいない世界はなんて素晴らしい世界なのだろう!」と言っているのであり、
その自分は狂っているのだと自覚しなさい、と。"
このブログを読んでボーッとしていた目が覚めました。
実相世界ですら幻想なんだというもりGさんの言葉の意味が腑に落ちてきます。
この世界の中での幸せで満足しない。
妥協しない。
苦しみも自我だけと、幸せも差異なく、自我なのでそこにも同一化しない。
"狂っていると自覚しなさい。
自我を選んでいるのだと自覚しなさい"
そこも超えていくんだな〜と改めて考えただけで震えがきます。
実践まではまだかもしれませんが、幸せを感じていたとしても、世界を見ている限り、今も一瞬一瞬、自我を選んでいるということを自覚していきたいと思います。
2019-01-23 21:15 くうか URL 編集
Re: 世界を超える
>この言葉を実践しようとしている自分に身震いしています。
香港さんの言葉から、本気でこの世界を超えようとしているのが伝わってきます。
わたしもこの道の偉大さをあらためて実感している次第です。
わたしたちはそんな道を歩んでいるのですね。笑
すでにその偉業を成し遂げたイエスに感謝です。
来月、沖縄でお会いできるのを楽しみにしています。
そのときにでもゆっくりお話しましょう。
2019-01-22 13:22 もりG URL 編集
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
ワプニック博士の言葉は、コースの中のイエスの言葉と同じことを言っているだけなのですが、
それでもやはり、そういうことを言ってくれる先達がいてくれるというのはありがたいですよね。
そういった言葉は、本当にそこから実践していないと出てこない言葉だと思うのです。
そして、ワプニック博士の言葉を真摯に受け止めて、同じ道を歩んでいる仲間たちにも感謝です。
2019-01-22 13:09 もりG URL 編集
世界を超える
ここまでの実践ってすごいですよね。
そして、この言葉を実践しようとしている自分に身震いしています。
もうこの世界の幸せは無意味だと心底諦めがつきはじめています。
2019-01-22 10:23 香港さん URL 編集
2019-01-21 20:36 amrta URL 編集